過去ログ

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December19日Wednesday: 企画展「友の会展」取材対応

カテゴリ: General
投稿者: someya
 昨日、開催中の企画展「友の会展」の様子を取材にJ:COMさんが来館されました。友の会会長の木村稔さんが企画展について説明し、インタビューに答えました。友の会内の同好会メンバーも参加し、活動内容や作品についてお話しました。
 この様子は12月20日木曜日の午後5時40分から「デイリーニュース」内で放送されます。ぜひご覧下さい。
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カテゴリ: General
投稿者: saito


 今日のテーマトークは、今年の4月に山階鳥類研究所に入所された、保全研究室研究員の油田照秋さんにお話していただきました。テーマは「協力したり、独占したり、托したり、だましたり〜鳥たちの多様な繁殖の仕方〜」。
 油田さんが一番関心を持っているのは、野外で観察される鳥の外見や行動の不思議さであり、研究活動としては、これを適応度(遺伝子を残せる尺度・次世代を残せる尺度)という究極要因で説明したいとのことでした。
 始めに、鳥の配偶システムについて一夫一妻・一夫多妻・一妻多夫・乱婚それぞれの仕組みと適応的な理由について具体列を挙げながら紹介くださいました。近年DNA解析による遺伝的な親子関係が分かるようになると、配偶システムのような社会的関係では知り得なかったつがい外父性が多くの鳥で見つかるようになり、現在では全鳥種の90%で見つかっているそうです。また、つがい外父性は、その割合が種によって異なることはもちろん同種内でも環境条件によって異なり、また世代を越えた観察が必要であることから、多くの研究が行われているが、適応度を示すのはなかなか難しいそうです。
 ちなみに油田さんが研究されていた北海道のシジュウカラでは、雛の10%、巣の40%でつがい外父性が見られたそうです。こちらの適応度のお話については、今回のテーマトークの時間内では収まりきらない内容でしたので、次回を楽しみにしたいと思います。
 お話の最後に、進化生態学・行動学・保全生態学などの研究対象として他の分類群に比べて鳥類はすぐれている(ヒトと感覚的な共通点も多いので、観察しやすく、数も多すぎず少なすぎず、種が識別しやすく、生態系の指標となりやすく、興味深い行動や姿が見られる)ことを示されました。
 また、野外で鳥を見た場合、その種は何か、個体数と生息環境はどうか、雌雄や成幼はどうか、観察時期はいつか、どんな行動をしていたか、など意識することで、その鳥の形や行動がどのように適応的に進化してきたのか知ることにつながるという野鳥観察のすすめをお話されました。
 参加された来館者からは、過去に観察した鳥の行動に関する質問が多くあり、改めて人は鳥の行動に関心を持ち、よく観察していることが分かりました。
 お話いただいた油田さん、そして参加された32人の皆様、ありがとうございました。

(追伸)今日のお話の内容について詳しく知りたい方は、京都大学出版会から発行された「鳥の行動生態学」の「第3章鳥の配偶システムとつがい外父性」を油田さんが執筆されていますので、参照ください。
カテゴリ: General
投稿者: someya
 12月8日土曜日に「第82回企画展友の会展」がスタートしました。前回ブログでご紹介しました通り、鳥の博物館友の会が中心となってつくった展示会です。友の会の活動成果を見にぜひご来館下さい。(友の会展は2019年1月14日月曜まで)
 鳥の博物館友の会に興味を持たれた方は入会についても資料がありますので、会場でご覧下さい。
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December 7日Friday: 友の会展準備中

カテゴリ: General
投稿者: someya
 明日12月8日(土)から来年の1月14日(月・祝)まで、第82回企画展「第14回友の会展」を開催します。鳥の博物館友の会は博物館活動に協力しながら、鳥や自然を学び、親睦を深めることを目的として平成13年4月に設立されました。
 博物館活動への協力のほか、友の会に設けられた5つのグループ(みて歩こう会・デジカメ同好会・鳥凧同好会・鳥絵同好会・万葉集同好会)ごとの自主活動も活発です。友の会展ではその活動成果を紹介します。
 会員が中心となって展示準備しました。その様子を少しご紹介。企画展は明日スタート。ぜひご来館下さい。
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