カテゴリ: General
投稿者: minou
本日7月15日、2階企画展示室にて、山階鳥類研究所との共催企画展「鳥・酉・鶏・とりー酉年はトリで楽しむー」がスタートしました。

20170715-________________.jpg
展示室入り口

今回の企画展のテーマは「人とトリの関わり」です。
展示室では、野生に生きる「鳥」、暦の中の「酉」、家禽としての「鶏」、そして、美術品などの対象とされる「とり」と、大きく分けて4つのテーマに分かれています。貴重な図書資料や様々な品種の鶏の標本などを通して、人とトリがどのような関係をもっているのかについて紹介しています。
展示を通して人とトリの関係の多様さを感じて頂けたらと思います。
ぜひ、お越し下さい。


また、1階エントランスホールも展示を新しくしています。
こちらもぜひ、チェックしてみてください。

20170715-____12441_____________12441_.jpg
写真はゴイシチャボのジオラマ
カテゴリ: General
投稿者: saito
20170708-themetalk20170708.jpg
 7月のテーマトークは、「鳥類標識調査―最近の話題から―」というテーマで、山階鳥類研究所保全研究室専門員の吉安京子さんにお話いただきました。
 「鳥類標識調査(バンディング)とは、1羽1羽の鳥が区別できる記号や番号がついた標識(足環)を鳥につけて放し、その後の回収(標識のついた鳥を見つけ、その番号を確認すること)によって鳥の移動や寿命について正確な知識を得るという調査方法です。・・・中略・・・。環境省が山階鳥類研究所に委託して標識調査を実施しており、全国に設定された鳥類観測ステーションを中心に山階鳥類研究所や大学などの研究者、ボランティアバンダーが鳥を安全に捕獲し、標識をつけて放鳥しています。」(山階鳥類研究所HPより)。
 はじめに標識調査の目的や調査方法など基本的な解説があり、放鳥と回収の具体的な手順や事例が紹介されました。これまで放鳥600万件に対して回収が6万件とのことでした。
 また興味深い回収例として、日本とアメリカの越冬地をまたに架けて移動するオナガガモやモンゴルで標識され日本で回収されたタゲリ、ロシアで標識され日本で回収されたツリスガラ、アラスカで標識されたムナグロが我孫子でも確認され、それが太平洋の真ん中を南下しミクロネシアの島々で越冬した後、日本の沿岸に沿って北上していることが分かった事例などを紹介してくださいました。
 回収のパターンとして、研究者や協力者が標識個体を再捕獲する場合のほか、標識が撮影された写真が届けられる場合や標識された個体が斃死鳥として回収される場合などがあり、一般の方たちの協力が標識調査の成果につながっている事が改めて分かりました。
カテゴリ: General
投稿者: odaya
本日6月18日に、あびこ自然観察隊「河原の鳥を観察しよう」を実施しました。利根川ゆうゆう公園の自然観察ゾーンの草地を歩き、河原の草地や林で繁殖する鳥を観察しました。11名の方にご参加いただきました。

null
枯れたヨシに止まってさえずるオオヨシキリのオス。

駐車場から河川敷へ歩き出すと、オオヨシキリとヒバリの声に包まれます。河原の草地を代表する2種類ですが、オオヨシキリは主に丈の高いオギやヨシの草地に、ヒバリは主に丈の低い草地や裸地に生息します。(画像は下見のときのもの)

null
ヨシに止まってさえずるオオヨシキリをみんなで観察しているところ。鳴き声を頼りに探します。オオヨシキリはたくさん見られましたが、コヨシキリは鳴いているオスは1羽しか確認できませんでした。


草地では、大きなニホンカナヘビを見つけました。触ってもらってニホントカゲとの違いを説明しました。ざらざらしているのがカナヘビの特徴です。

null
小形のハヤブサの仲間のチョウゲンボウが草地の上空にとどまって(ホバリングといいます)餌を探している様子をよく見ることが出来ました。チョウゲンボウは今時期に育ち盛りのヒナがいるので、両親とも餌運びに大忙しです。(画像は下見のときのもの)

null
集合場所に戻ってきて、野球場のバックネットに止まってさえずるホオジロを観察しました。

声のみの確認を含め、24種の鳥を観察できました。梅雨の合間をぬっての実施でしたが、河原で暮らす鳥たちの生活をじっくり観察することができました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。また鳥の博物館の自然観察会にご参加ください!
カテゴリ: General
投稿者: odaya
6月10日に、山階鳥類研究所の研究員の方に最新の研究内容についてお話しいただく「テーマトーク」を開催しました。30名の方にご参加いただきました。

null

今回は、浅井芝樹さん(山階鳥類研究所 自然誌研究室研究員)に「その学名でいいのか?-日本鳥類目録第7版を評価する」と題してお話しいただきました。

鳥に関する学術団体の日本鳥学会では、およそ10年ごとに日本に分布する鳥類のリストを作成して「日本鳥類目録」として出版しています。鳥類目録には、「スズメ」などの標準和名という日本語の名前の他に、学名という世界共通の名前が記載されています。
たとえばスズメでは、以下の様に記載されています。

569.Passer montanus (Linnaeus, 1758) スズメ

Passer montanusが学名で、Passerを属名、montanusを種小名といいます。Linnaeusは名前を付けた人(記載した人)、1758は記載された文献の出版年です。569は目録の通し番号です。このように、種の学名は一般的に属名、種小名、命名者、命名年の4語であらわされます。

前回の日本鳥類目録は2012年に出版されたのですが、最近の分類学の発展によって、多くの種で前回の目録第6版から学名が変更されています。そこで、浅井さんたちは目録7版に記載されている学名が正しいのかどうかについて、スズメ目の15の科の鳥について評価を行いました。

6版から7版で学名が変更された例で「正しい」ものとしては、オナガの種小名の変更、メジロの記載年の変更などがありました。これらはラテン語の綴り方の誤りや記載年の先取権の問題が正しく解決された例とのことです。また、シジュウカラを始め多くの種が、最近の分子系統学の発展により、それに即した形に分類も変更されました。

6版から7版で学名が変更された例で「正しくない」ものとしては、ニュウナイスズメの例があります。目録7版では、Passer rutilans (Temminck, 1836)という学名が使われていますが、これは6版に記載されている1835年の出版年から修正されています。これは、いくつもの分冊によって記載されたために、どの年に出されたものか混乱していたためだということです。
しかし、さらに過去の文献をよく調べたMlíkovskýさんが2011年に出した論文によると、同じニュウナイスズメに対して、Gouldさんによってcinnamomeusという種小名を記載した文献が同じ年の4月8日に記載されていることが分かりました。一方で、Temminckさんの記載した文献は出版の日付が不明で、国際的な動物の命名ルールによると、日付が不明の場合は12月31日として扱うことになっているので、Gouldさんの命名したcinnamomeusがニュウナイスズメの種小名として適切であるとのことです。

「正しい」学名を目録に掲載するためには、とても古いものを含めて多くの文献を調査する必要があり、たいへんな努力が必要だということがよくわかるお話でした。浅井さん、ありがとうございました。
お話しいただいた内容については、以下の日本語の論文(誰でも読むことが出来るようになっています)でご興味ある方はご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo/65/2/65_105/_article/-char/ja/
カテゴリ: General
投稿者: odaya
5月14日(日)にバードウィーク手賀沼探鳥会を実施しました。当日は小雨のちらつく始まりとなりましたが、雨はすぐに上がり、手賀沼沿いを歩いてバードウオッチングを楽しみました。

null
開始してまずは手賀沼の水面にいる鳥を探します。ここからはオオバンやカワウが見られました。

null
近くで見られたコブハクチョウの親子。ヒナの姿はかわいいものですが、一方で、この時期は水田に入って田植えしたばかりの稲を食べたり踏み倒したりする被害も出ています。

null
ヒメガマの中にいるオオバンをスコープで観察します。我孫子野鳥を守る会のみなさんのサポートで、初めての方も多くの鳥を見ることが出来ました。

null
シジュウカラが桜の枝で採食しているのを観察しています。何匹か加えると林の方へ飛んで行きました。ヒナに餌を運んでいるところだったのでしょう。

null
ツツジの植え込みの中から延びた細いエノキにアカボシゴマダラの幼虫がいるのを参加者の方が見つけてくれました。観察会ではゴマダラチョウと誤って説明してしまいましたが、背中の突起がよく見ると4つあること、尾の先端が閉じていることからアカボシゴマダラでした。訂正してお詫びします。

一般の方38名、我孫子野鳥を守る会から38名の参加があり、全てのグループ合わせて34種類の鳥を観察することが出来ました。
カテゴリ: General
投稿者: saito
20170513-thematalk20170513.jpg
 今日は、山階鳥類研究所副所長であり保全研究室室長の尾崎清明さんが「なぜアホウドリやトキを保護するのか?」というテーマでお話してくださいました。
 改めて、鳥をなぜ保護するのか問われると、人によってさまざまな考えがあることに気づきます。
 ・絶滅した種は取り戻せない。生物多様性を維持する事は大事。
 ・人間活動が原因で絶滅の危機に追い込んだものは人間の責任において復活させる。
 ・豊かな人間生活を送る上でその種が存在することには意義がある。
 尾崎さんは、そのほか人により色々な理由が挙げられることを示してくださいました。
 また、尾崎さんがこれまで携わってこられたアホウドリとトキの保護活動のこれまでの経緯や色々な人の考え方や行動の事例が紹介されました。保護活動には多くの人の努力と費用と年月がかかることを再認識させられました。
 最後に、尾崎さんが時々見るという、どこか見知らぬ田園風景の中にトキがたたずむシーンと、これが正夢となりそうな最近の事例が紹介され、保護活動に長年中心的に携わってこられた尾崎さんがイメージする理想の将来像を共有することができました。
 折しも今日はバードウィークのなか日、鳥と人との関わり合いについて思いを巡らせてみるのも意義あることだと思います。

May10日Wednesday: 幼稚園団体来館

カテゴリ: General
投稿者: someya
鳥の博物館は大人からお子さままで、さまざまな団体の方にご利用いただいています。
本日来館いただいた幼稚園団体さまの様子を少し紹介。

20170510-dantai1.jpg
体験学習室で鳥のぬり絵をお楽しみ中です

20170510-dantai2.jpg
スズメのぬり絵です
やっぱりスズメは茶色だね
20170510-dantai3.jpg
なっ!かなりカラフルなスズメもいました

みなさんきれいに塗れていました。
ぬり絵は常時お出ししていて、どなたでも自由にご利用いただけます。
団体で利用されたい時は来館申し込みの際にお申し出下さい。

May10日Wednesday: 鳥凧教室

カテゴリ: General
投稿者: someya
5月5日の子どもの日に鳥凧教室を実施しました。このイベントは鳥の博物館友の会の鳥凧同好会と鳥博が共催で行っています。友の会のメンバーに加え、市民スタッフも一緒に手順説明をしました。鳥凧とは鳥形の凧で、軽くてよく揚がるのでお子さまでも気軽に楽しめます。
イベントの様子をご紹介。
20170510-toridako1.jpg
説明を聞いて…
20170510-toridako2.jpg
作業に取りかかります
20170510-toridako3.jpg
できあがりました
20170510-toridako4.jpg
作品を持ってみんなで写真を撮りました
ビニールがカラフルできれいです

次回、鳥凧教室は来年1月8日に実施予定です。
カテゴリ: General
投稿者: muramatsu
今年もゴールデンウィーク恒例の工作イベント「飛べ!鳥の紙ひこうき」を
開催しました。

20170505-1.jpg
折り紙ひこうきと違い、厚紙を切って角度をつけて作る機体で、
ゴムの力で大空高く飛ばすことができます。

20170505-2.jpg
まずは室内で講師の方から紙ひこうきや鳥のお話を聞きながら機体作り。

20170505-3.jpg
20170505-__.jpg
その後は外で飛行練習!少し風が強かったですが、皆さん上手に飛ばせて
いました。

20170505-4.jpg
この日は、海外の折り紙ひこうきの大会に日本代表として出場した方も
ゲストで来てくれました!参加者の皆さん、一挙手一投足に興味津々。

20170505-5.jpg
また来年も開催予定なので、皆さん、是非ご参加ください!

May 4日Thursday: ヨシノボリの威嚇

カテゴリ: General
投稿者: someya
鳥博の3階ベランダでは手賀沼で見られる水生生物を展示している小さなコーナーがあります。
その中の一つ、ヨシノボリの仲間を紹介します。隠れ家に使えるように石を入れていますが、水槽にいる3匹ともその場所が好きなようで、一見何もいないように見えることがあります。
20170504-yoshinobori1.jpg
ヨシノボリの仲間。顔の赤い線が特徴です。
20170504-yoshinobori2.jpg
じっと見ていたら威嚇してきました。
口を開けて背びれをたてています。もっと大きな口を開けていましたが、その瞬間は逃してしまいました。
毎年産卵していますので、今年も見られることを楽しみにしています。
<   2017-07   >
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031