January17日Sunday: 取手市の凧揚げ大会でグランプリ受賞!
我孫子市に隣接する茨城県取手市では、毎年お正月に凧揚げ大会が行われます。今年も、1月16日に開催されました。
鳥の博物館友の会の鳥凧同好会の方たちがエントリーした結果、上野さんと常田さんが、優秀賞を受賞されました。すばらしいです。
お正月から友の会は大活躍です!!
January13日Wednesday: 職場体験中
本日から2日間、久寺家中学校の2年生が職場体験で来館され、博物館の様々な仕事を体験してもらっています。
午前中は収蔵庫を中心に資料の収集・保存・展示の話を、午後はキャプションの説明・作製作業を体験しました。
明日は調査にも参加してもらう予定です。
午前中は収蔵庫を中心に資料の収集・保存・展示の話を、午後はキャプションの説明・作製作業を体験しました。
明日は調査にも参加してもらう予定です。
January11日Monday: 鳥凧教室開講
1月10日(日)、毎年恒例「鳥凧教室」を実施しました。鳥の博物館友の会「鳥凧同好会」のメンバーと、講習を受けた市民スタッフが一緒になって、鳥凧の作り方を紹介しました。
鳥凧同好会のメンバーが活動の際に作製している鳥凧は、竹ひごを湯気で柔らかくして立体的につくった凧ですが、今回のようなイベントでは、お子様にも鳥凧づくりを楽しんでもらえるよう、軽くて飛ばしやすい凧をつくります。カラフルな凧が空を舞う姿は思わず笑顔になってしまう光景でした。
ご参加いただきましてありがとうございました。
凧は何色にしようかな、まずはビニール選び
作業に集中
翼の模様を描きます
画伯登場!オリジナルの模様をかきかき♪
できあがり!
カラフルな凧たちはスイスイあがっていきました
鳥凧同好会のメンバーが活動の際に作製している鳥凧は、竹ひごを湯気で柔らかくして立体的につくった凧ですが、今回のようなイベントでは、お子様にも鳥凧づくりを楽しんでもらえるよう、軽くて飛ばしやすい凧をつくります。カラフルな凧が空を舞う姿は思わず笑顔になってしまう光景でした。
ご参加いただきましてありがとうございました。
凧は何色にしようかな、まずはビニール選び
作業に集中
翼の模様を描きます
画伯登場!オリジナルの模様をかきかき♪
できあがり!
カラフルな凧たちはスイスイあがっていきました
January 9日Saturday: 1月のテーマトーク行いました(2016.1.9)
1月のテーマトークは、山階鳥類研究所保全研究室研究員の富田直樹さんにお話いただきました。テーマは、「なかなか行けない海鳥の繁殖地ってどんなところ?」でした。
富田さんは、環境省が日本の国土の自然環境の変化を把握するために実施しているモニタリング1000(全国1000箇所程度のサイトでモニタリング調査を100年以上続けるプロジェクト)の中で、小島嶼の海鳥を担当しています。この調査でおとずれた島々の様子や調査の実際について、現地での写真をもとに紹介してくださいました。
小島嶼の調査サイトは30カ所。富田さんらは、ここを3年から5年に1回おとずれ、繁殖種や巣穴の数、個体数や植生を調査しています。
日本の小島嶼で繁殖する海鳥は37種程度であり、このうち23種が環境省のレッドデータブックに記載され、個体数の減少が危ぶまれる鳥たちです。これらの鳥の生息状況をモニタリングし、必要に応じて適切な手だてを講じなければ絶滅も危惧されます。野生生物の保全のためには、こうした地道な努力の積み重ねが大切であることがよく分かりました。
また、調査している島の中から7カ所の島の現況をお話してくれました。取り上げられた島は、ウミガラスの繁殖で有名な天売島、オオミズナギドリの大コロニーのある御蔵島、アジサシ類の繁殖する沖縄本島周辺の島々、ウミネコの繁殖地で有名な蕪島、アホウドリの保護活動で有名な鳥島、カンムリウミスズメの繁殖する沓島、ヒメクロウミツバメの繁殖する八丈小島です。
島によっては、ネコやネズミによるヒナの補食が海鳥の繁殖に大きな影響を与えているとのこと。いずれも人間活動によって持ち込まれた天敵です。
モニタリング1000を通じて、より正確なデータを収集し、保全のために有効な対策を提案するのはもちろん、これを成功させるためには地元の人たちの自発的な活動がなければ成り立たないというお話も印象的でした。