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 寒い雨の日が続いています。10月18日、久しぶりに晴天となりました。湿った地面から発生した朝霧を付けたクモの網が太陽に照らされて、よく目立ちます。雨続きで、餌になかなかありつけなかったかもしれません。樹の枝の空間を覆い尽くすほど、高密度に網が張られていることが分かります。

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 この網の持ち主は、卵で冬を越すジョロウグモのようです。メスの近くで交尾のタイミングをはかっているオスも見られました。

 10月23日は、二十四節気の降霜です。手賀沼では、コガモなど冬鳥が見られるようになりました(10月15日付けのブログ参照)。晴れた日には、ヒヨドリが群れで渡る姿も見られます。生き物たちも冬支度といったところでしょうか。