July27日Sunday: フクロウの巣箱訪問
今日の午前3時22分ごろ、フクロウが巣箱を覗きにきました。1分ほど中を見回したのち、飛び去りました。今はヒナが巣立ってほぼ2か月、そろそろヒナも独立するころなのに、なぜ巣箱を見回るのでしょうか?
このように繁殖期外に覗きに来る行動は、ほぼ1年中見られることが鳥の博物館のふくろうカメラで確認できました。フクロウにとって巣箱や樹洞は大切な子育ての場ですが、哺乳類などに占領されてしまうと、使えなくなってしまいます。そのため、いくつかの営巣する候補の場所を時々見回って、異常がないか点検しているのだと考えられます。
それにしてもこのフクロウ、お腹がとても汚れています。泥のぐちゃぐちゃしたところでネズミやカエルを捕まえたのでしょうか? 想像をかき立てられますね。
July23日Wednesday: 手賀沼周辺の鳥たちの子育て
16日の水面調査でみられた繁殖中の鳥たちの様子をお伝えします。
カルガモは、下沼の2か所で家族が見られました。このメス(先頭)は7羽の大きく育ったヒナを連れて歩いていました。カルガモのオスは全く子育てを手伝いません。
コブハクチョウのヒナはガチョウぐらいの大きさに成長していました(右2羽がヒナ)。大きくなっても、まだ声は幼く「ピーピー」と鳴いて親についていきます。コブハクチョウはオスがメスや子供と一緒に行動し、近づいてきた外敵を威嚇したりします。
カワラヒワは2羽の巣立ちビナ(左2羽)が親に餌をねだっていました。もう飛べるようになっているのですが、しばらくの期間は親と一緒に過ごすようです。
カルガモは、下沼の2か所で家族が見られました。このメス(先頭)は7羽の大きく育ったヒナを連れて歩いていました。カルガモのオスは全く子育てを手伝いません。
コブハクチョウのヒナはガチョウぐらいの大きさに成長していました(右2羽がヒナ)。大きくなっても、まだ声は幼く「ピーピー」と鳴いて親についていきます。コブハクチョウはオスがメスや子供と一緒に行動し、近づいてきた外敵を威嚇したりします。
カワラヒワは2羽の巣立ちビナ(左2羽)が親に餌をねだっていました。もう飛べるようになっているのですが、しばらくの期間は親と一緒に過ごすようです。
July16日Wednesday: 下沼のアヒルに事件!?
下沼では2つがいのアヒル(家禽が捨てられたか逃げたもの)が観察されていました。全身白いペアと、茶色いペアがそれぞれ滝下広場付近と染井入落付近にいたのですが、今日の手賀沼調査で、ペアの組み合わせが入れ替わっているのが観察されました!
いつどのタイミングで入れ替わったのか不明ですが、この入れ替わりが今後も続くのか、注目してみたいと思います。彼らの関係について何かご存じの方がいらっしゃいましたらぜひ博物館に情報提供をお願いします。
2012年のシロアヒルのペア
http://strix.in/tegatan/index.php?itemid=170
染井入落付近にいたペア。白いほうが移動してきたアヒル。
滝下広場付近にいたペア。茶色いほうが移動してきたアヒル。
追記2014年8月6日
博物館友の会のNさんより、滝下広場で今年7月12日に撮影されたこのペアの写真を提供いただきました。
交尾の瞬間が写されていて、白いアヒルがメスであることがわかります。すなわち、このペアの交換はそれぞれオスが移動して起こったことがわかりました。
貴重な写真を提供していただいたNさん、ありがとうございました。
滝下広場付近にて2014年7月12日に撮影されたペア
いつどのタイミングで入れ替わったのか不明ですが、この入れ替わりが今後も続くのか、注目してみたいと思います。彼らの関係について何かご存じの方がいらっしゃいましたらぜひ博物館に情報提供をお願いします。
2012年のシロアヒルのペア
http://strix.in/tegatan/index.php?itemid=170
染井入落付近にいたペア。白いほうが移動してきたアヒル。
滝下広場付近にいたペア。茶色いほうが移動してきたアヒル。
追記2014年8月6日
博物館友の会のNさんより、滝下広場で今年7月12日に撮影されたこのペアの写真を提供いただきました。
交尾の瞬間が写されていて、白いアヒルがメスであることがわかります。すなわち、このペアの交換はそれぞれオスが移動して起こったことがわかりました。
貴重な写真を提供していただいたNさん、ありがとうございました。
滝下広場付近にて2014年7月12日に撮影されたペア