February12日Wednesday: ふくらすずめ
スタッフが館内でガの仲間が落ちているのを見つけたので、拾って調べてみると、フクラスズメという種類であることがわかりました。スズメガではなくヤガの仲間だそうです。
後ろの翅の光沢がきれいです。
腹面は長い毛におおわれていてモフモフしています。これが羽を膨らませた小鳥のようであることが、名前の由来のようです。
こちらが本当のふくらすずめ。太っているわけではなく、寒い時期には保温のために全身の羽毛を膨らませているのです。
後ろの翅の光沢がきれいです。
腹面は長い毛におおわれていてモフモフしています。これが羽を膨らませた小鳥のようであることが、名前の由来のようです。
こちらが本当のふくらすずめ。太っているわけではなく、寒い時期には保温のために全身の羽毛を膨らませているのです。
February 9日Sunday: 鳥の博物館周辺雪景色
関東平野では20年ぶりの大雪で、鳥の博物館もすっかり雪景色となりました。こんな時、手賀沼周辺の鳥たちは、どんなふうにくらしているのか、博物館周辺を回ってみました。
メジロは、雪のかぶったサザンカの樹の中で、花の蜜を吸っていました。近づくと、ヒヨドリも顔を出しました。
雪が積もらず地表の見えるクスノキの樹の下には、ドバトやハクセキレイ、ツグミ、ムクドリが群れて、餌をついばんでいました。
クスノキの果実らしきものをついばむツグミ。
田んぼの畦は、雪がいち早く解けて地表が露出し、ドバトやムクドリ、ツグミなどの格好の餌場になっていました。
雪が積もった田んぼでは、ハシボソガラスが、地表に顔を出したイネのひこばえの実をついばんでいました。
イネのひこばえの周りにはカラスの他に、小鳥のあしあとも多数残っていて、食べに来た事が分かります。
人に餌をもらうことに慣れたオナガガモの群れは、積雪のため自力で餌が採れず空腹だったのか、人が近づくと、一斉に寄ってきました。
雪の降った日の朝には、新雪の上に動物の足跡がよく残ります。ドバトの足跡と飛び立った時についた翼の印影がきれいに残っていました。
カラス(ハシボソガラス?)が、冬枯れの灌木のまわりを歩いた足跡もみつかりました。餌を探して歩き回ったのでしょう。