手賀沼の遊歩道を歩くと、キンヒバリやタンボコオロギの声がさかんに聞かれるようになりました。そして、鳥の博物館内では、飼育していたスズムシが孵化しました。
 このスズムシは、昨年の8月末に、鳥博市民スタッフの方にいただいたものです。10月に産卵し、やがて成虫は死に絶えましたが、今年次世代が誕生しました。
 孵化直後は白く、1時間ほどで黒く色づくそうです。卵もまだ残っているので、これからしばらく孵化ラッシュが続きそうです。
 孵化直後の幼虫は体長2ミリほど。まだ雌雄は分かりません。これから5〜6回脱皮して、8月頃には鳴き始めることでしょう。


(卵と孵化後の幼虫)


(孵化直後の幼虫)


(孵化して1時間ほどで黒く色づきます)