8月5日、博物館で産まれたジャコウアゲハが空に舞って行きました。

 博物館の周囲に植栽して数年になるウマノスズクサに今年もどこからとなく現れて産卵してゆきました。ジャコウアゲハの幼虫はすくすくと育って蛹((※お菊虫)になり、先日羽化しました。
ジャコウアゲハ

 そろそろ鳥の博物館の小さな花壇にあるツボスミレにツマグロヒョウモン幼虫が顔をだす頃です。まだまだ暑い夏が続きますね。


※青山播磨守の家臣・喜多玄蕃の屋敷に奉公していたお菊が、食事の中に針が混じっていたことを理由に折檻され井戸へ投げ込まれた。その後お菊の最後の姿に似た虫が大量に現れ、玄蕃の家を呪い滅ぼしたという。