秋から冬にかけて、夕方に我孫子駅前のロータリーに行くと鳥たちが集団でねぐら入りする様子が見られます。
ねぐらは漢字で「塒」と書き、鳥が寝ている場所のことを指します。

我孫子駅前のロータリーの木は、ムクドリやスズメ、ハクセキレイの集団ねぐらとなっていて、日没の30分ほど前から鳥たちが集まってきます。

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日没前は周辺のビルに止まったり、上空を飛び回って忙しなく動き回っていますが、しばらくすると木の中に集まって寝始めます。
先週ざっくりと数えたところ、ムクドリが300羽ほど、スズメが200羽ほど、ハクセキレイが50羽ほどが集まって寝ていました。

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ビルの看板の上の点々は全てムクドリで、数えると58羽いました。手前の木にも20羽ほど止まっているのが分かります。

数百羽もの鳥が集まるので、「襲ってきそうで怖い」と言われることもありますが、ねぐら入りに来た鳥が人を襲うことはありません。安心して観察してみてください。