過去ログ

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June 8日Wednesday: 梅雨の生きもの

カテゴリ: General
投稿者: mochizuki
梅雨に入り小雨の降る日が続くようになりました。雨だと外に出るのも億劫になってしまいますが、雨の日だからこそ出会える生き物もいます。
梅雨といえばでんでん虫、カタツムリを見かけることが多くなります。
鳥の博物館の周辺でも5~10種類くらいのカタツムリの仲間が見られます。ぜひ探してみてください。

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ウスカワマイマイ。
名前の通り皮(殻)が薄いのが特徴です。コンクリ等の壁面によくついています。

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ヒダリマキマイマイ。
上のウスカワマイマイと巻く向きが違います。ほとんどのカタツムリは右巻き(殻の中心部から時計回りに成長するのが右巻き)ですが、ヒダリマキマイマイは左巻きです。

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鳥博のポンプ小屋の扉についているこの小さいものは…

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ナミコギセルというカタツムリです。
普通のカタツムリと違って細長い形をしたカタツムリの一種です。キセル貝は、昔のタバコを吸う時の煙管(きせる)に形が似ているからついた名前なのですが、今では煙管を見ることはほとんど無いですね。

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ナメクジ。
ナメクジも実はカタツムリの仲間で、正確には、カタツムリの一部の種が殻を無くす方向に進化したものがナメクジです。

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このあたりで見られるナメクジは2種類いて、こちらはチャコウラナメクジです。この種類はまだ殻の痕跡が背中に見られます(少し白くふくらんだ部分)。

今年は10月のてがたんでナメクジをテーマにした観察会をします。興味あるかたはぜひご参加ください。
カテゴリ: General
投稿者: someya
 最近は日差しが強く、蒸し暑い日も多いですね。「このままいくと夏の暑さに耐えられるのかなぁ」と不安に思いますが、毎年夏の暑い時期はいつの間にか過ぎています。暑さになれていく人間ってすごいですね。
 個人的な感想はさておき、今の季節、鳥は忙しそうに子育てをしています。その様子は手賀沼周辺でもよくみかけます。ヒナがエサをねだる声、親がヒナを呼ぶような声。耳を澄ましてみると、いろいろな鳥の今しか聞けない声が聞こえてきます。最近出会った巣立ち雛の写真をご紹介します。鳥への影響を考え、撮影はみかけた位置から、観察も短時間に止めています。
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▲スズメ 左:ヒナ、右:成鳥
 ヒナがエサを受け取るところでした
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▲ ヒナはくちばしの黄色い部分が目立ちます
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▲ ハシボソガラス 左:成鳥、右:ヒナ
ヒナがエサをねだっていました
同じ木には3羽のヒナがいました。同じ場所でよく見かけました
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▲ ヒナは目が青白く、口の中が赤っぽい
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▲ムクドリのヒナ
 数羽のヒナが動き回っていました
 ムクドリは家の隙間や木の穴に巣をつくります
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