過去ログ

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カテゴリ: General
投稿者: odaya
本日6月16日の午前6時26分に、巣箱のフクロウのヒナが巣立ちました。

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▲6月16日6時26分7秒、巣箱の入り口に立って…

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▲6月16日6時26分8秒、外側に出ていきました。巣箱は空になっています。

巣立ち前の5時台の映像を見ると、親が巣箱の中に入って巣立ちを促しているような行動が見られました。
http://torihaku.strix.in/strix/html/2020061605m.html

一人っ子で生育も順調であったためか、通常よりも2日ほど早い巣立ちとなりました。
これからおよそ1か月ほど、周辺の林で親の世話を受けながら、飛べるようになるまで成長していきます。
これからしばらくは親のフクロウが時々覗きに来るだけになると思いますが、来年の繁殖期を楽しみにお待ちください。
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投稿者: someya
 本日、ふくろう巣箱カメラで観察を続けているフクロウのヒナに、足環(標識調査の際につける環)をつけました。例年、巣立った後にヒナを探して(上手く飛べないため近くにいます)足環をつけていましたが、探している間、親フクロウに襲われる可能性が高いため、ヒナが巣箱にいる間に回収することにしました。山階鳥類研究所と協力して、標識・計測を行いました。
 親からの攻撃が及ばないよう、ガードをするために手作りしたボードをかかげ、親が向かって来た場合、回収できるようにかすみ網(所持・使用には許可が必要)をひろげ、いざヒナの元へ。
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▲回収作業の様子
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▲巣箱内の様子
ヒナ回収の瞬間です。ふくろう巣箱カメラの画像をご覧になって驚いた方もいらっしゃるかと思いますが、標識のための作業です。ご安心下さい。
回収前の観念した感じ?のヒナの様子は必見。ふくろう巣箱カメラの画像でご確認下さい。

 ヒナを回収後、安全な場所に移動して、足環を付け、計測などを行いました。ヒナの体重は485gでした。孵らないままの卵も回収し、中を確認したところ、発生が進んだヒナの姿がありました。残念ですが、これも自然の一面です。
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 計測終了後、すぐにヒナは巣箱に戻しました。近年、作業中、親に襲われることがありましたが、今回は姿を見たものの襲われることはなく、無事に作業を終えることができました。
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 巣立ちの日はもう間もなくです。その瞬間をお見逃しなく!

 注意:巣箱は立ち入れない場所にありますので、ふくろう巣箱カメラでご覧下さい。
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投稿者: someya
 観察を続けているふくろう巣箱カメラの速報です。ヒナは出入口に立つ様子なども見られ、巣立ちの日が近付いているようです。標識調査のため、先程、巣箱内にいるフクロウのヒナに足環をつけました。孵らない卵も回収しました。
 後程、こちらのブログでその様子をご紹介します。
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投稿者: odaya
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▲6月5日の巣箱内のようす。大きくなったヒナと孵化していない卵が見えます。

フクロウ巣箱の最近の様子、ご覧いただいているでしょうか? 結局2卵めの卵は孵化せず、今年のフクロウ巣箱は一人っ子となりそうです。両親が持ってくる餌を独り占めして?、日々どんどん大きくなっています。巣立ち予想日まであとおよそ2週間ほどとなりました。これから目に見えて成長していく様子をぜひご覧ください。

鳥の博物館は6月9日(火)から再開館いたします。しばらくの間、様々な制限付きでの開館となりますが、ぜひ感染対策をなさったうえで足をお運びください。
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