March30日Friday: 手賀沼の春を満喫
手賀沼沿いの遊歩道ではサクラが満開になり、多くの方がお花見を楽しんでいます。私もお花見をしつつ、遊歩道を散策しました。サクラ以外にもいろいろな花が咲いています。
ハナズオウの花。濃いピンク色が目を引きます。
植え込みの下で咲いていたムラサキサギゴケ。
ユキヤナギの白い小さな花が一斉に咲いていて、壮観です。
また、鳥たちの食事風景も観察できました。
ヒヨドリが嘴を突っ込んでサクラの花の蜜を吸っていました。よく見ると、嘴やその周りには黄色い花粉がしっかり付いています。このように花の蜜を吸う鳥は、植物の受粉に一役買っています。
遊歩道を歩いていると、バシャッと水面で音が。
ユリカモメが魚を捕らえて飛び上がるところでした。この後水面に降りて、時間をかけて飲み込んでいました。ユリカモメは夏には繁殖地へ渡りをするので、手賀沼で見られる数も少なくなってきます。
お花見の際には、サクラ以外の草木や鳥たちにも目を向けてみてくださいね。
March28日Wednesday: 春のおとずれ
手賀沼の桜も満開になりました。2018年3月28日撮影。生きものが姿を見せはじめると、春のおとずれを実感しますが、3月に姿を見かけた生きものたちを紹介します。
アズマヒキガエル。2018年3月11日撮影。夜道で見つけましたが…。翌朝、車に轢かれた姿になっていました。かわいそうですが、こちらも毎年お馴染みの光景です。お掃除屋さん(分解者)の生きものたちにとっては、ご馳走ができたことでしょう。
アメリカザリガニ。2018年3月13日撮影。岡発戸で一匹だけ見かけました。今月21日のブログの際にはいなかったようですが、目立っていたので、アオサギのお腹に収まったのかもしれません。
アオダイショウ。2018年3月28日撮影。木の上で丸まる姿はあまり見かけません。まだ寒いのでしょうか。芽吹いたばかりの柳の若葉もきれいです。
ちなみに、このような、「姿を見せた」ところは目につくのですが、逆に、「去ってゆく」ところはあまり気付きません。
手賀沼公園。2018年3月20日撮影。エサをやっていて、ユリカモメ、オオバン、カルガモが来ています。オナガガモも、いれば現われるはずなのですが、姿が見られません。
今年も、冬鳥たちはいつの間にかいなくなっていました。しかし、出現だけでなく、いつ去ったのかという記録も大事ですので、注意して見ていたいものです。
March27日Tuesday: 手賀沼のコブハクチョウに標識を行いました
緑色の首環と発信器を装着されたコブハクチョウ2個体。
3月20日に、手賀沼下沼でコブハクチョウ3個体に標識を行いました。
調査の目的など、詳細については以下のページをご覧ください。
http://www.city.abiko.chiba.jp/bird-mus/info2/kobuhaku.html
March27日Tuesday: ツバメ、我孫子に渡来!
ツバメ雄成鳥 3月24日 手賀沼下沼北岸にて
例年、手賀沼周辺では3月中旬から下旬に最初のツバメが飛来します。今年は3月18日に上沼で群れを目撃した情報をいただきましたが、博物館学芸員は手賀沼周辺では23日の手賀沼調査の際に下沼北岸で2羽がさえずりながら飛び回るのを確認したのが初認でした。24日には博物館若松の交差点でも飛び回ったり電線に止まっているのが観察できました。
市民農園や親水広場の桜も開花が進んでおり、いよいよ春本番という感じです。
博物館がかけているフクロウの巣箱には、ときどき覗きに来ていますが、まだ巣箱の中には入っていません。今年の繁殖は例年に比べてやや遅れているようです。4月に入ってから巣箱に入り始めた例もありますので、引き続き見守りたいと思います。
March21日Wednesday: 春の谷津田
最近は暖かくなってきたかと思いきや、暑かったり寒かったりと着るものに困ります。本日は春の谷津田観察会の予定でしたが、雨のため中止となりました。
先日行った観察会の下見(2018.3.14)での様子をご紹介します。ウグイスの声があちこちできこえました。
昔、海が入り込んできて退いた跡を「谷津」や「谷津田」などといいます
まわりの斜面林と接する底には台地に降った雨水がしみ出します
ビンズイ
枝をちょこちょこと歩いていました
ニワトコ
葉がひろがってきていました
満開のウメ
ニホンアカガエルの卵塊
丸型。殆どの卵塊が崩れオタマジャクシになっていました
アズマヒキガエルの卵塊
ホース型。まだホース状のものが多く見られました
ミナミメダカ
めだか〜の学校は〜♪
ルリタテハ♂
クヌギやコナラなどの樹液や腐果等に集まります
春の散歩に持ってこいの場所です。生き物は持ち帰らずにその場で楽しみましょう。
先日行った観察会の下見(2018.3.14)での様子をご紹介します。ウグイスの声があちこちできこえました。
昔、海が入り込んできて退いた跡を「谷津」や「谷津田」などといいます
まわりの斜面林と接する底には台地に降った雨水がしみ出します
ビンズイ
枝をちょこちょこと歩いていました
ニワトコ
葉がひろがってきていました
満開のウメ
ニホンアカガエルの卵塊
丸型。殆どの卵塊が崩れオタマジャクシになっていました
アズマヒキガエルの卵塊
ホース型。まだホース状のものが多く見られました
ミナミメダカ
めだか〜の学校は〜♪
ルリタテハ♂
クヌギやコナラなどの樹液や腐果等に集まります
春の散歩に持ってこいの場所です。生き物は持ち帰らずにその場で楽しみましょう。
March17日Saturday: フクロウの巣箱 〜最新情報〜
鳥博で観察しているフクロウの巣箱の最新情報をお伝えします。
我孫子のフクロウは3月中旬から繁殖を始めることが
多く、最近は日中でも巣箱近くで鳴き声が聞こえ、
毎日巣箱をのぞきにやってきています。
カメラには巣箱の入り口にとまり、外に向かって鳴くオスの姿
巣箱に入って中の様子を確認するメスの姿
今のところ、メスもオスも少しの間、巣箱に入るだけですが、
産卵すると、長時間メスが巣箱の中にとどまるようになります。
スタッフの中では、何日に1つ目の卵を産むのかで盛り上がっています。
ぜひ、ウェブサイトのトップページから巣箱の中の様子をご覧ください。
http://www.city.abiko.chiba.jp/bird-mus/index.html
我孫子のフクロウは3月中旬から繁殖を始めることが
多く、最近は日中でも巣箱近くで鳴き声が聞こえ、
毎日巣箱をのぞきにやってきています。
カメラには巣箱の入り口にとまり、外に向かって鳴くオスの姿
巣箱に入って中の様子を確認するメスの姿
今のところ、メスもオスも少しの間、巣箱に入るだけですが、
産卵すると、長時間メスが巣箱の中にとどまるようになります。
スタッフの中では、何日に1つ目の卵を産むのかで盛り上がっています。
ぜひ、ウェブサイトのトップページから巣箱の中の様子をご覧ください。
http://www.city.abiko.chiba.jp/bird-mus/index.html