June28日Wednesday: イソヒヨドリが巣立ちました
先日、我孫子市内で繁殖調査を行っておりましたイソヒヨドリが無事、巣を離れることができましたので、報告させて頂きます。ヒナが巣穴から出た後も、飛び回れるようになるまでは、巣穴のあった付近でしばらくの間、ヒナと親鳥が地上での生活を続けておりました。
しかし元々、地域に生息していなかった鳥でしたので、住民の皆様は初めて経験されることばかりで、驚きの声も聞かれました。特に、ヒナを守るために親鳥が威嚇をする様子は、他の鳥とは異なっていました。
まだよく飛べないヒナの近くに人間や犬が近づくと、親鳥が近寄ってきて、目の前で鳴き続けます。停めていた車や自転車の傍にヒナがいたのに気づかずに乗ろうとされた方や、少し飛べるようになったヒナが家のベランダの手すりにとまった方などは、見たこともないような鳥が突然、すぐ目の前で大きな声で鳴き始め、わけも分からず、びっくりされたようでした。
調査を行っている最中にモビング(わざとすぐ近くをかすめるように速く飛ぶこと)をされたり、小学生が威嚇されたりしたこともありました。しかし、猛禽類やカラスのように体当たりされることはなく、人が怪我をされたという話は聞いておりません。
温かく見守ってくださったお蔭で、最後は無事に飛べるようになり、他の場所へ移ってゆきました。普段から、住民の皆様には調査中も声をおかけ頂き、たくさんの情報をご提供頂きました。まことに有難うございました(下の写真は、親と同じ姿になったヒナです)。
なお、この鳥は同じ場所にまた営巣することもあります。別の場所では、今年2回目の繁殖を始めたという情報も寄せられております。もしかしたら、また調査に伺うことがあるかもしれませんが、今後ともよろしくお願い致します。
しかし元々、地域に生息していなかった鳥でしたので、住民の皆様は初めて経験されることばかりで、驚きの声も聞かれました。特に、ヒナを守るために親鳥が威嚇をする様子は、他の鳥とは異なっていました。
まだよく飛べないヒナの近くに人間や犬が近づくと、親鳥が近寄ってきて、目の前で鳴き続けます。停めていた車や自転車の傍にヒナがいたのに気づかずに乗ろうとされた方や、少し飛べるようになったヒナが家のベランダの手すりにとまった方などは、見たこともないような鳥が突然、すぐ目の前で大きな声で鳴き始め、わけも分からず、びっくりされたようでした。
調査を行っている最中にモビング(わざとすぐ近くをかすめるように速く飛ぶこと)をされたり、小学生が威嚇されたりしたこともありました。しかし、猛禽類やカラスのように体当たりされることはなく、人が怪我をされたという話は聞いておりません。
温かく見守ってくださったお蔭で、最後は無事に飛べるようになり、他の場所へ移ってゆきました。普段から、住民の皆様には調査中も声をおかけ頂き、たくさんの情報をご提供頂きました。まことに有難うございました(下の写真は、親と同じ姿になったヒナです)。
なお、この鳥は同じ場所にまた営巣することもあります。別の場所では、今年2回目の繁殖を始めたという情報も寄せられております。もしかしたら、また調査に伺うことがあるかもしれませんが、今後ともよろしくお願い致します。
June26日Monday: ムクドリの親子連れと群れが目立ち始めました
親鳥の後を追うムクドリの幼鳥2羽。公園の芝生の上で親鳥に餌をねだる姿がよく見られます。
ヒナと親鳥があちらこちらから集まり、しだいに大きな群れになって塒(ねぐら)をとるようになります。我孫子駅前の街路樹でも塒入りするムクドリが見られ始めました。
June22日Thursday: 鳥の博物館まわりの生き物紹介(2017.6.22)
博物館職員通用門わきのエゴノキの幹に直径1.5㎝のカミキリムシの仲間の脱出孔を発見。
付近にゴマダラカミキリの死体が落ちていました。ゴマダラカミキリは、幼虫の時に樹木の中に直径1〜2㎝の坑道を掘って生活しているそうなので、先ほどの脱出孔は、ゴマダラカミキリの仕業かも知れません。
博物館職員通用門のわきに植えたウマノスズクサには毎年ジャコウアゲハが卵を産みます。今年もたくさんの幼虫が孵化し、ウマノスズクサの葉をさかんに食べています。
ジャコウアゲハの幼虫は、終齢に近づくと、食草のウマノスズクサの茎をかじって枯らしてしまいます。なぜこのようなことをするのか、個体数制限のメカニズムなのか何なのか不思議です?
June17日Saturday: ミナミメダカの稚魚
博物館の3階ベランダでは手賀沼周辺に生息している生き物を展示しています。
ミナミメダカは春から9月位まで産卵が続きます。現在、卵を回収して稚魚を増やしているところです(稚魚は展示していません)。
稚魚は小さく針のように細いことから「針子」と呼ばれることもあります。
夏休み期間中の土・日・祝日には、例年通り、イベントを開催します。メダカを取り上げる回もあり、増やしている稚魚をみなさんに差し上げます。メダカを迎えるにあたって気をつけることや、メダカの現状など、知っているようで知らないメダカのお話もします。お楽しみに。
レンゲですくったメダカの稚魚
ミナミメダカは春から9月位まで産卵が続きます。現在、卵を回収して稚魚を増やしているところです(稚魚は展示していません)。
稚魚は小さく針のように細いことから「針子」と呼ばれることもあります。
夏休み期間中の土・日・祝日には、例年通り、イベントを開催します。メダカを取り上げる回もあり、増やしている稚魚をみなさんに差し上げます。メダカを迎えるにあたって気をつけることや、メダカの現状など、知っているようで知らないメダカのお話もします。お楽しみに。
レンゲですくったメダカの稚魚
June 8日Thursday: 2羽目のヒナも巣立ちました!
さきほど、18時50分ごろ、2羽目のヒナも巣立ちました!
昼ごろから激しく巣箱の中で動き回っていましたが、昨日より1時間ほど遅い巣立ちでした。
18:50'00 巣立ち直前のヒナ。
18:50'36 巣箱の縁に止まって…
18:50'37 落ちるように巣立ちました。
これで、今期も無事に2羽のヒナが巣立ちました。
昼ごろから激しく巣箱の中で動き回っていましたが、昨日より1時間ほど遅い巣立ちでした。
18:50'00 巣立ち直前のヒナ。
18:50'36 巣箱の縁に止まって…
18:50'37 落ちるように巣立ちました。
これで、今期も無事に2羽のヒナが巣立ちました。
June 7日Wednesday: 【速報】1羽目のヒナ巣立つ!
今日6月7日18時前に、1羽目のヒナが巣立ちました!
17:50 1羽のヒナが入り口にとまって外を見ています。
17:57’40 足を踏ん張って…
17:57’41 外に飛び降りました!
18:00 ヒナは1羽になり、親が巣箱の様子を見に来ています。
17:50 1羽のヒナが入り口にとまって外を見ています。
17:57’40 足を踏ん張って…
17:57’41 外に飛び降りました!
18:00 ヒナは1羽になり、親が巣箱の様子を見に来ています。
June 3日Saturday: フクロウのヒナ2羽並ぶ
フクロウのヒナが巣箱の出入口に立ち、巣立ちも間近です。
本日の夕方、もう1羽のヒナも出入口に立ち、2羽並んでいました。
並ぶと左の個体の方が大きく、尾羽ののびも進んでいることがわかります。
巣箱出入口に立ち、外を見るヒナの後ろ姿
本日の夕方、もう1羽のヒナも出入口に立ち、2羽並んでいました。
並ぶと左の個体の方が大きく、尾羽ののびも進んでいることがわかります。
巣箱出入口に立ち、外を見るヒナの後ろ姿