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毛虫(モンクロシャチホコの幼虫)を食べるツツドリ

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ホトトギスも毛虫が大好き

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ヒロヘリアオイラガの幼虫を飲み込むホトトギス

 鳥の博物館友の会の方から、「手賀沼遊歩道の広場のサクラにトケンルイが来ているよ」との情報が入りました。
 杜鵑(とけん)とは、ホトトギスの古名で、この仲間のことを、トケン類と呼ぶこともあります。繁殖期を終え、これから始まる南方への長旅に備えてエネルギーを蓄えるため、餌の毛虫を食べに市街地の公園にも立ち寄ります。
 遊歩道に行くと、ツツドリとそれより一回り小型のホトトギスが見られ、サクラの樹上で毛虫(モンクロシャチホコの幼虫)を次々に食べていました。
 いくら毛虫好きの杜鵑類といえど、触れると激痛の走る毒棘を持つヒロヘリアオイラガの幼虫をホトトギスが平気で飲み込むシーンには驚きです。