13日午前中に、6月21日に実施予定のあびこ自然観察隊「河原の鳥を観察しよう」の下見に行ってきました。河川敷を望む堤防に立つと、河原に暮らす鳥たちのさえずりが聞こえてきます。

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まず目につくのはヒバリです。さえずりながら空高く上昇することから、「揚げヒバリ」とも言われます。河原や畑などの開けた環境を好み、地面に巣を作ります。

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オギの中を通る小道に足を踏み入れると、「ギョシギョシ」と元気の良い声に包まれます。こちらはオオヨシキリ。我孫子には4月の終わりにやってきて、川沿いの草地で繁殖します。

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オオヨシキリに混じって、やや高い声の似たさえずりをするのはコヨシキリ。さまざまな他の鳥のさえずりを取り入れてさえずることが知られています。利根川の下流域では限られた場所にしか分布しない鳥です。

今年の観察会も、これらの鳥たちに出会うことができそうです。
観察会のご案内は以下のとおりです。まだ空きがありますので、ぜひ参加をご検討ください。

あびこ自然観察隊 「河原の鳥を観察しよう」
日時:6月21日(土) 9:00〜12:00(雨天・冠水の場合中止)
観察場所:利根川ゆうゆう公園
集合場所:みどり園駐車場(申込時に場所をお伝えします)9:00集合、正午現地解散
定員:30名(小中学生は保護者同伴)
参加費:100円(中学生以下無料)
申し込み:電話で鳥の博物館まで 04-7185-2212