とりはく自然通信

2014年3月26日18時50分、フクロウ巣箱で3卵目を確認しました。

2014年3月23日18時17分、フクロウ巣箱の中に2卵目が確認できました。

2014年3月20日18時13分、フクロウが飛び出すと、巣箱の底に卵が1個確認できました。


2014年3月20日6時10分、鳥の博物館近くの林地に架設した巣箱にフクロウが入り、留まり始めました。

　鳥の博物館職員通用門わきの桜の花が咲きました。
　この桜は“オカメ”と呼ばれる、カンヒザクラとマメザクラの雑種から生まれた園芸品種です。イギリスの園芸家イングラムによって1947年（昭和22年）に作出されました。
　低木の品種で、盆栽仕立にも適しています。
　紅色で下向きの花弁を持つことや、早咲きである性質は、原種カンヒザクラゆずりです。

この時期、手賀沼沿いを歩いていると、沼の方から、「ピリッ、ピリッ」と高い声が聞こえてきます。コガモが湖岸で集団お見合いをしているのです。
コガモをはじめとするカモの仲間は、冬の間にオスとメスがペアになります。ペアを作る時期はカモの種類により様々ですが、コガモでは2月くらいから盛んに求愛行動が見られるようになります。オスはメスを取り囲んで、くちばしで水をはね上げたり、お尻の黄色い部分を見せつけるように反り上がったりと、独特なディスプレイを繰り広げます。


メスを取り囲むオスたち。


くちばしで水をはね上げます。

見事メスを獲得したオスは、2羽で一緒に北の繁殖地を目指します。コガモの北帰時期はほかのカモに比べて遅いので、4月中までは普通に見ることができます。