今日は、手賀沼定例探鳥会(通称「てがたん」)で、遊歩道を歩きました。
この遊歩道は、最近ちょっとしたコイカルフィーバーです(鳥博日誌4/5参照)。桜は満開で、よい花見日和でした。そして、観察会のテーマはズバリ桜!「サクラに集まる生き物たち」です。


花見の主役は、‘染井吉野(そめいよしの)’。この桜は、野生種のオオシマザクラとエドヒガンのかけ合わせにより作出された園芸品種で、江戸時代に江戸染井村の植木屋さんが売り出したものだそうです。


‘ソメイヨシノ’の父方のオオシマザクラ。


‘ソメイヨシノ’の母方のエドヒガンザクラ。


日本人に限らず、スズメも桜が好き!。花をちぎって花蜜を食べた残骸が、桜の樹の下に散らばっています。花見ならぬ花味か?。


桜好きにかけては、ヒヨドリも負けてはいません。こちらは、長い嘴と舌を使って上手に蜜を吸い取るので、花へのダメージはありません。花にとっては、花粉を運んでくれる、ありがたい仲間です。とはいえ、‘染井吉野’は自家受粉では結実しない自家不和合性なので、まわりが‘染井吉野’だらけでは、あまり大きな役割は果たせないかもしれませんね。