今日(4/12)11時15分ころ、鳥の博物館対岸の手賀沼岸辺で、コブハクチョウが弱っているという連絡があり、とりあえず見に行きました。人に慣れすぎているのか、少々弱っているのか分かりませんが、立派な糞もしているし、立ち上がって歩けるし、外傷もないので、とりあえず、サイクリングロード上から沼べりに誘導しました。平然と餌を食べていたので、大丈夫と判断しました。
 やれやれと帰路につく前に、せっかくなので、桜に埋もれる?鳥の博物館の景観を対岸正面から撮影しようと、やや上流へ向かうと、特徴あるオオセッカの声が聞こえてきました。
 コンパクトデジカメで、声と姿を記録しました。



 手賀沼周辺、利根川の北新田のヨシ原で、最近しばしばオオセッカの確認情報が入るようになりました。
 そもそも国内では、青森、秋田、宮城、茨城、千葉の各地で局地的に生息が確認されている希少野生動物に指定されている鳥です。利根川最下流域のヨシ原ではまとまった生息地が知られていますが、我孫子周辺ではそれほどポピュラーな鳥ではありません。
 今後の動向が注目される鳥の一つです。

 今日は、鳥博自然情報として、博物館前の遊歩道に、八重桜が見頃になりはじめていることをお知らせする予定でしたが、オオセッカの声の大きさが勝りました。