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 今日のテーマトークは、公益財団法人山階鳥類研究所広報主任兼自然誌研究室専門員の平岡考さんに「バードウォッチング入門 〜入門済みの人はちょっと復習〜」をテーマにお話いただきました。
 バードウオッチングの時の持ち物、服装、基礎知識、見分け方、生態系、フィールドマナー等々、これからバードウオッチングしてみたいなと考えている方への道しるべとなる内容でした。フィールドノートへの記録は、鳥の野外識別のために必要な頭の中のデータベースを構築するために有効な方法であるとのお話も印象的でした。
 また、ベテランのバードウオッチャーにとっても、例えば鳥を識別するための事前の準備や意識して見るべきところ、鳥を見ることで生き物のつながりから環境全体への視点を持つことができることなど、バードウオッチングに対するそれぞれのとりくみ方を改めて振り返らせてくれる内容も含まれていました。
 自然の中で、いろんな鳥を見ることは、理屈抜きに楽しいことですが、アプローチの工夫次第で、さらに楽しい、奥の深い世界が開けていきます。