最近、鳥の博物館にヤマガラが訪れる事が多い。
 ヤマガラの目当ては「エゴの実」である。
 たわわに実ったエゴの実、ヤマガラにとってはご馳走なのだろう。各地でエゴの実がなるとヤマガラがやって来る。
エゴの実

 我を忘れてエゴの木の周りを飛んでいたのだろうか、今日、博物館の玄関に体当たりして脳振盪だろうか、来館者が「死にそうな鳥がいます」と教えてくれた。行ってみるとヤマガラが大きく口を開けて「ハーハーゼーゼー」している。そばにはヤマガラ1羽が心配しているのは飛び回っている。女性職員がやさしく掌に包み込み介抱し、近くのエゴの木に止まらせた。一時撮影会となったが、何がどうなっているのか気が動転しているのかヤマガラはポーズを取ってくれた。
ヤマガラ

ヤマガラ

 数分後、止まらせたエゴの木の枝を見に行ったら既に飛去したあとだった。優しい人に発見されてよかったと思いました。