利根川ゆうゆう公園で、観察会を行いました。
当日は、晴天にめぐまれ、20人の参加者が春の河原の自然を楽しみました。
この観察会は、我孫子市の公園緑地課と鳥の博物館との共催で実施しました。


スタート前のコース案内のようす


植物専門の高田先生(写真右:取手市在住)が河原の植物を解説してくださいました。ノジシャのサラダ、セイタカアワダチソウの天ぷら、クコの葉のごま和え、スギナとエビのかき揚げ、きんとんにチューリップの球根・・・等々、植物にまつわる「食」の話題も満載でした。


ヒバリ、オオヨシキリ、ウグイス、セッカ、ホオジロの声をBGMに鳥を観察しました。利根川の水辺の中洲には、カルガモ、セグロカモメ、カワウが羽を休め、ダイサギ、コサギが、浅瀬で忙しく魚を追い回していました。チョウゲンボウやノスリやトビも上空を通過しました。


草地上空で、ホバリングするチョウゲンボウ。


参加した子どもたちは、虫取りや野遊びに夢中。


土中で孵化した幼虫が、ハナバチ類にしがみついてハチの巣に侵入し成長するという不思議な習性のツチハンミョウ(マルクビツチハンミョウ)が見つかったのは、子どもたちの虫取りの成果です。この虫の体液には要注意!