老田コレクションコーナー(企画展示室内)


老田酒造は「鬼ごろし」の蔵元です

 今日、鳥の博物館の企画展示室内に、老田コレクションコーナーを開設しました(なんとか間に合いました)。
 「老田コレクション」とは、飛騨高山の蔵元「老田酒造」の所蔵する約500点の鳥類標本で、ライチョウをはじめとする高山帯の鳥や高山市(たかやまし)に生息する野鳥、外国の鳥などで構成されています。これまで、蔵元の老田正夫さんが酒造に隣接する「老田野鳥館」で展示し、親しまれていました。
 今年の6月、老田酒造の現店舗を移転するにあたり、これらの標本を手放さざるを得ず、引き取り先を捜している中で、縁あって鳥の博物館に約50点の剥製標本の寄贈してくださることになりました。
 鳥の博物館で、これまで収集できなかった日本の鳥のライチョウやホシガラス、ヤマショウビン、ワシミミズクなど約10種の貴重な新着種に加え、オオヅルやオオサイチョウなど珍しい世界の鳥も収蔵標本に加えることができました。
 詳しくは、ぜひ来館し、ご覧ください。
 なお、このコーナーは9月15日まで設置しています。

*老田コレクション公開の記事を東京新聞で見て、さっそく来館された方がいました。今日は、読売新聞が取材してくれました。
*このコーナーを見て、「鬼ごろし(お酒)」は、どこで買えるのか?という、ねらい通りの(?)質問をされたお客さんもいました。