話題沸騰中のミナミジサイチョウ。本来は日本の自然で見かける鳥ではなく、アフリカに生息する鳥です。どうやら飼育していた個体が逃げてしまったようです。
 2020年の春頃からミナミジサイチョウの目撃情報がありました。その場所は牛久、龍ケ崎、取手、我孫子、柏、流山、鎌ヶ谷、野田、三郷などなど。1年以上もこの辺りで快適に?暮らしているわけです。黒くて大きな姿は目立つようで「この鳥は何ですか」とのお問い合わせをいただきます。ミナミジサイチョウは全身ほぼ真っ黒で喉袋と目のまわりが赤く、翼の一部分が白いのが特徴です。歩きながら、ヘビ・カエルといった爬虫類などを採食しています。
 本日、捕獲が試みられた(鳥博ではありません)ようですが、どうなったのか気になります。
 鳥の博物館では、ミナミジサイチョウの剥製を展示しています(3階、世界の鳥コーナー)。間近でじっくり観察できます。ぜひご覧下さい。
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▲展示室のミナミジサイチョウ(剥製)