★6月12日午後4時頃の巣立ちビナ
フクロウのヒナは、充分に飛ぶことができないのに、なぜか巣立ってしまいます。丈夫な爪と嘴と、ようやくのびはじめた翼を使って、安全な周辺の樹の高みへと登り、育ちます。


★巣立ちビナを確認した時に姿を現した親鳥(邪魔は禁物、早々に退散しました)
親鳥は、ヒナを見守りながら、せっせと餌を運んでいるようです。充分に飛翔力のつくまでのあと二〜三ヶ月くらいは、こうして育ちます。

これからどんな危険があるかは誰も分かりませんが、すくすくと育って欲しいと思います。

ちょうどこの頃、ヒナを保護したという連絡が博物館に入ることがありますが、これは、はからずも誘拐犯!ということになってしまいますので、くれぐれもご注意を。


★6月12日午後4時頃の巣立ち前のヒナ
2羽目の巣立ちも間近と思われます。りっぱな?いさぎよい巣立ちを期待しましょう。