過去ログ

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投稿者: odaya
5月15日(日)に我孫子市内の水田で渡り途中のシギやチドリを観察する自然観察会を行いました。12名の方の参加があり、JR新木駅から出発し、農道を歩きながら観察を楽しみました。チドリの仲間ではムナグロとコチドリ、シギの仲間ではキョウジョシギ、キアシシギ、チュウシャクシギ、トウネンの計6種が観察されました。我孫子市内の水田が彼らにとって重要な栄養補給場所となっていることを感じていただけたと思います。

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農道からシギチドリを観察します。驚かして飛ばさないように早めに見つけて遠くから観察するのがポイントです。

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晴天と北風が心地よい日でした。合計26種の鳥が観察できました。
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投稿者: saito
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 今回は、山階鳥類研究所保全研究室研究員の茂田良光さんにお話いただきました。テーマは、「シギ・チドリ類の渡りを追って」でした。
 茂田さんは、渡り鳥のルート解明のための標識調査の専門家として長年さまざまな調査に携わっていますが、その中のシギ・チドリ類の調査を紹介いただきました。
 シギ・チドリの仲間は、長距離の渡りをする鳥の代表です。この鳥の脚に野外でも識別できるカラーのマーク(フラッグ)を付けて、世界中の観察者から確認情報を得ることにより、渡りの経路が徐々に明らかになってきました。
 お話では、特に日本でも渡来数が減少しているハマシギについて詳しく紹介してくださいました。ハマシギはバードウオッチャーの間ではなじみ深い鳥です。しかし、世界中の10亜種(同種の中で、地域によって繁殖隔離され、形態等に差の認めれた個体群)のうち、どの亜種が日本で越冬しているのか、これまで知られていませんでした。アラスカやカムチャツカ、サハリンなどの繁殖地でフラッグを付したハマシギが国内で観察されるようになり、その例数が増えるにつれ、渡りの経路が徐々に明らかになってきました。
 このほか、キョウジョシギやシロチドリ、トウネンなどのフラッグ発見例も紹介されました。
 フラッグの発見報告の多くは、鮮明な写真によるもので、フラッグや足環に付した個体番号まで読み取れる例もありました。カメラの性能アップと熱心な観察者が増えることにより、多くの記録が残され、シギ・チドリの渡りルート解明に多いに貢献するものと思われました。
 国内の干潟の減少とともに、日本に渡来するシギ・チドリが年々減少していることが報告されています。渡り鳥のルート解明は、シギ・チドリの生息環境の保全に欠かせぬ情報です。
 このテーマに関心のある方は、ぜひ次のサイトをご覧ください。
http://yamashina.or.jp/blog/2013/05/shigi_chidori/
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投稿者: someya
 ミュージアムショップでは鳥博オリジナルのポロシャツを販売しています。
 先日、ポロシャツに新デザインが加わりました。今回のポロシャツは、開催中の企画展キャラクターでもあるフクロウの「ゴロ助」の大きめな刺繍が入ったデザインです。「ゴロ助」は私がデザインしました。他にも我孫子市の市の鳥「オオバン」の刺繍が袖に入ったデザインも新たに加わりました。色は5色、薄手でこれからの季節におすすめです。
 ぜひ実物をご覧下さい。ご来館お待ちしています。
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投稿者: someya
 「Enjoy 手賀沼!2016」に関連して、本日は無料開館日でした。館内も多くの来館者で賑わっていました。
 鳥博友の会の鳥絵同好会と鳥博が合同で「和紙で鳥のカードを作ろう」を実施しました。素敵なカードがたくさんできていました。
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みなさん作業に夢中です
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仲良し3人組のカードを撮影させてもらいました
とてもキレイ
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投稿者: odaya
本日午前中に、我孫子野鳥を守る会との共催でバードウィーク手賀沼探鳥会を実施しました。一般の方41名、我孫子野鳥を守る会から38名の方が参加し、盛況でした。

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集合時は風が強くひやひやしましたが、歩き出したころからは徐々に弱くなりました。ホオジロやオオヨシキリなどこの時期ならではの小鳥のさえずりもよく聞こえました。

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植生の隙間からコガモやタシギを観察します。北に去る前の渡り鳥に加え、カワセミやカイツブリなど定番の留鳥も観察されました。
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投稿者: someya
本日は「鳥凧教室」を行いました。友の会の鳥凧同好会の皆さんと博物館が合同で行っているイベントで、毎年この時期に実施しています。
ビニール袋を使った鳥形の凧で、軽くてよく飛びます。
ご参加いただきましてありがとうございました。
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オリジナルの模様をかきかき
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みんなで記念撮影
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青空にすいこまれるように凧が揚がっていきます
カラフルでキレイです
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投稿者: someya
ゴールデンウィーク中に紙飛行機のイベントを実施しました。航空力学にもとづいて作られた紙飛行機で、作製した後、飛ばし方も練習しました。
最後は外で飛ばしました。風が強い日でしたが、紙飛行機はスイスイ空を飛んでいました。
ご参加いただきましてありがとうございました。
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紙飛行機について説明
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折り方にもコツがありますよ
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飛ばし方を練習
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折り紙も2種類紹介
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外でも飛ばしました

May 1日Sunday: メダカの稚魚誕生

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投稿者: someya
鳥博の3階ではミナミメダカ(以下メダカ)を飼育しています。
安定して産卵が見られるようになりましたので、卵を別の場所に移して観察をしていました(展示はしていません)。卵をそのままにしておくと、大人のメダカに食べられてしまう可能性があるため、別の水槽に移します。

本日、今シーズン初となる稚魚を確認しました。ちなみに、鳥博で観察中のフクロウのヒナも本日2羽目がかえりました(フクロウのヒナの情報はブログ「とりはく自然通信」をご覧下さい)。

成長が楽しみです。メダカの産卵は9月頃まで続きます。
8月にはメダカに関するイベントを実施予定です(実施日は未定です)。小さなメダカを見てみたい、飼育してみたい方は是非ご参加下さい。

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数日前のメダカの卵
目の位置がよくわかります

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本日確認したメダカの稚魚
体が透き通っています
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