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 7月26日(木曜日)に引き続き、手賀沼課との共催で「手賀沼のプランクトンと水鳥を観察しよう」を実施しました。
 今回は、19人の小学生と10人の保護者、総勢29人が参加しました(前回は、小学生9人、保護者4人の計13人参加)。
 午前中は、ペットボトルと台所の水切りネットを使ったプランクトンネットづくり、午後は、手賀沼遊覧船での船上バードウオッチングとプランクトン採集および観察と盛りだくさんでした。
 船上バードウオッチングでは、カルガモ、コブハクチョウ、カワウ、オオバン、カイツブリ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、ツバメ、サシバなど見られました。船尾でボラの稚魚がさかんにはねていました。水縁には、ナガエツルノゲイトウやオオミズキンバイなど特定外来生物に指定されている侵略的外来植物がそれぞれ白と黄色の花を咲かせて繁茂しているのを皆で確認しました。
 手賀沼で採集したプランクトンを観察した結果、クンショウモやクラミドモナス、ボルボックスなどの緑藻類やメロシラ、エスガタケイソウ、イカダケイソウなどの珪藻類などの植物プランクトンのほか、ワムシの仲間やラッパムシなどの動物プランクトンも見られました。
 参加者は、これまであまり見たことの無い微小な顕微鏡下での生き物観察や水上からという非日常的な視点からの鳥の観察をそれぞれ楽しんでくれたようです。