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企画展「鳥の骨展−空飛ぶ骨組み−」関連セミナーを行いました。
テーマは、「ハチドリの飛行のヒミツ−飛行生物のエアロダイナミクス−」。講師は、生物の飛行のエアロダイナミクスがご専門の千葉大学助教の田中博人さん。飛行の力学の基礎から、スケールによる飛行方法のちがい、ハチドリの飛行の特徴、今後の研究の方向性など、幅広い内容を分かりやすくお話いただきました。鳥の博物館の利用者には、空飛ぶことに関心のある方がさすがに多く、席はほぼ満席でした。工学と生物学の双方の視点から鳥の飛行を調べると、お互いの情報が次なる研究を誘発し、新たな世界が開けることを改めて感じさせる、興味深いセミナーでした。