June14日Saturday: 祝!6月14日午前4時37分、全てのヒナが巣立ちました
★6月14日午前4時37分、最後のヒナが巣立ちました
最後のヒナが巣立ったあとに、親鳥が確認するかのように、巣箱を念入りに点検していました。
ふくろう巣箱カメラウオッチャーとしては、空の巣箱は少々さびしいです。ヒナが無事自立できることを祈りましょう。
また、来シーズンも、今シーズンの教訓を活かして、ふくろう巣箱カメラで繁殖生態を観察したいと思います。
今後は、時期をみはからって、巣箱内に残されたペリットの分析や、来期に向けてより多くの情報を得ることのできるカメラの位置や機種など検討する予定です。
今回の巣箱カメラで得られた大量のデータも、分析して、その結果をまとめて、ご報告できればと考えています。
巣箱カメラウオッチャーの皆様、巣立ちまで暖かく見守ってくださりありがとうございました。
June14日Saturday: ご心配なく!巣立ったヒナは無事でした!
★6月12日午後4時頃の巣立ちビナ
フクロウのヒナは、充分に飛ぶことができないのに、なぜか巣立ってしまいます。丈夫な爪と嘴と、ようやくのびはじめた翼を使って、安全な周辺の樹の高みへと登り、育ちます。
★巣立ちビナを確認した時に姿を現した親鳥(邪魔は禁物、早々に退散しました)
親鳥は、ヒナを見守りながら、せっせと餌を運んでいるようです。充分に飛翔力のつくまでのあと二〜三ヶ月くらいは、こうして育ちます。
これからどんな危険があるかは誰も分かりませんが、すくすくと育って欲しいと思います。
ちょうどこの頃、ヒナを保護したという連絡が博物館に入ることがありますが、これは、はからずも誘拐犯!ということになってしまいますので、くれぐれもご注意を。
★6月12日午後4時頃の巣立ち前のヒナ
2羽目の巣立ちも間近と思われます。りっぱな?いさぎよい巣立ちを期待しましょう。