過去ログ

あなたは現在、2016年Augustの過去ログを見ています。

August17日Wednesday: 夏休みイベント開催中です

カテゴリ: General
投稿者: muramatsu
夏休みの恒例イベント「夏の遊びと研究大集合」が毎週土日に開催中です。
鳥をテーマにした工作や生き物の観察など夏休みの自由研究のヒントになる
ようなイベントが盛りだくさんです!8月初めから始まったこのイベントは、
これまでに200人以上の方々に参加していただいています。

20160817-______________________2016.jpg

今週末のイベントは「ブーブーカモ笛」(土曜)と
「土壌生物クマムシを観察しよう」(日曜)です。

20160817-______________.jpg
「ブーブーカモ笛」
風船を膨らませると元気よく鳴くカモ笛です。

20160817-__________________________.jpg
「土壌生物クマムシを観察しよう」
様々な環境の土から土壌生物を探して観察します。
最後は実際にクマムシを観察しながら、その生態についてお話しします。

夏休みも後半!ぜひ鳥の博物館に遊びにきてください!
時間:13時30分から約1時間(13時25分開場)
定員:30人(先着順)

カテゴリ: General
投稿者: saito
20160813-themetalk20160813.jpg
 今日のテーマトークは、山階鳥類研究所自然誌研究室の齋藤武馬さんにお話いただきました。テーマは、「ミソサザイってどんな鳥?こんな鳥」でした。
 かつての分類では、ユーラシア大陸、北米大陸にミソサザイという一つの種が分布することになっていましたが、近年の分子系統解析により、北米大陸のミソサザイの類縁が遠く、また北米の東西でも系統が二分されるということで、Eurasian Wren、Winter Wren、Pacific Wrenの三種に分けられるようになったそうです。
 また、日本国内に分布するEurasian Wrenは、絶滅した亜種ダイトウミソサザイを含めて、亜種ミソサザイ、亜種モスケミソサザイ、亜種オガワミソサザイの4亜種に地域別に分類されていますが、分子系統解析では、伊豆諸島に分布する亜種モスケミソサザイだけが大きく類縁が遠いとのことでした。
 さらに、国内のミソサザイのさえずりの研究も紹介され、渓流の音のような雑音の多いところで繁殖するミソサザイのさえずりほど大きな声で鳴き、沢から離れた山で繁殖するものは変化に富んだ声でさえずる傾向があるそうです。
 繁殖生態についての説明もあり、はじめオスが外装だけの巣を何カ所か造り、そこを気に入ったメスが内装を造り、その後の抱卵、育雛もメスだけが行うそうで、これまで一夫四妻まで知られているとのことでした。同じように小型の小鳥のセッカも一夫多妻で繁殖することが知られていて、これと比べた子育て戦略も興味深いお話でした。
 ミソサザイという鳥の生物学に関する総合的なお話で、この鳥に対する興味と理解が進みました。
カテゴリ: General
投稿者: odaya
8月3日に、我孫子市役所手賀沼課と共催で、表題の観察会を実施しました。小学生7名、保護者4名の参加がありました。

20160809-20160803_135913.jpg
自分たちで作ったプランクトンネットを使って採集しました。雷が遠くで鳴りだしたため、採集を切り上げざるを得なかったのは残念でした。

20160809-20160803_143443.jpg
採集したプランクトンを鳥の博物館の館内に持ち帰り、顕微鏡で観察しました。写真は講師の柄澤先生から顕微鏡の使い方の説明を聞いているところ。実際に自分たちでとったプランクトンも見ることができました。

20160809-20160803_125930.jpg
プランクトン観察の前には、船で手賀沼を1周して水鳥を観察しました。船に驚いて飛びだしたハクレンなどの魚を狙ってカワウが船についてきたのが印象的でした。
<   2016-08   >
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031