January18日Saturday: 中学生の職場体験
市内の中学生が職場体験にやってきました。
館内の展示を見ながら体験学習用のクイズをつくったり、
骨格標本作りを体験しました。
普段、なかなか見ることがないコアホウドリの骨を
部位ごと分けていく作業に、まるでパズルのようだと
感想をもらしていました。
館内の展示を見ながら体験学習用のクイズをつくったり、
骨格標本作りを体験しました。
普段、なかなか見ることがないコアホウドリの骨を
部位ごと分けていく作業に、まるでパズルのようだと
感想をもらしていました。
January13日Monday: 写真教室「野鳥を写そう」
友の会展イベントとして、写真教室「野鳥を写そう」を開催しました。鳥の博物館友の会のデジカメ同好会メンバーが講師となり、自分の体験談もまじえながら、野鳥撮影についてわかりやすく紹介しました。レクチャーの後は野外で野鳥を撮影し、その作品をみんなで見ました。
デジカメ同好会の作品は博物館で紹介しています。是非ご来館下さい。
※友の会展は本日13日で終了
January12日Sunday: 友の会展関連セミナー開催
開催中の鳥の博物館友の会展にちなみ、万葉同好会の関口さんが、額田王の詠んだ歌をもとに、語りをしてくれました。
時は大化の改新の頃、額田王が、宮中のイベントの薬草摘みで皇子に声をかけられたことを詠んで一句。
・茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(巻1・20・額田王)
これにこたえて詠まれた一句。
・紫の匂へる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも(巻1・21・大海人皇子)
歌が詠まれるに至った情景が、目に浮かぶ名調子の語りでした。
January12日Sunday: テーマトーク開催しました
テーマトークは、山階鳥類研究所の研究員にとっておきのお話をしていただいてくトークイベントです。今日は、同研究所自然誌研究室主席研究員岡奈理子さんに、「海鳥とノネコの仁義なき戦い」というテーマで、伊豆諸島御蔵島におけるオオミズナギドリのノネコによる食害の現状についてお話いただきました。
江戸時代から、住民が貴重なタンパク源としてオオミズナギドリを食料としていたそうですが、資源を枯渇させないよう管理された資源利用により、個体数が維持されていました。
しかし、1990年以降、新住民の移出入が増加すると、引っ越しに伴い、ペットの飼い猫が野外に放置されるケースが増え、その結果、ノネコが急増しました。それとともに、多くのオオミズナギドリが捕食されるようになり、年間約29,160羽がノネコの被害にあっているとの試算があります。このままの状況が続くと、世界最大のオオミズナギドリの繁殖地である御蔵島の繁殖個体群の激減が予想され、予断が許されない状況です。
ノネコを捕獲し避妊処置を施すなど、対応策は進められていますが、愛猫家の感情等、さまざまな条件をクリアーしながら、ノネコ個体数の効果的なコントロールが急務だそうです。