鳥の博物館の展示交流員(市民スタッフ)が、展示室内の新企画=ワゴントークの練習をしました。ワゴントークとは?・・・、近々スタートしますのでお楽しみに。
午後、市民スタッフによる自主勉強会が行われました。標本作製に詳しいスタッフの一人が、剥製が完成するまでの工程や手入れの仕方を中心に紹介してくれました。そして、博物館の標本の持つ「本当の価値」について考えました。
毎月、山階鳥類研究所員の方にお話いただくテーマトーク、第25回のテーマは「ヤキトリの鳥類学」。同研究所の平岡さんに、お話いただきました。
身近な「ヤキトリ」から鳥への理解が深まる内容でした。
「手羽先」からは、人の前肢との関連から鳥の起源の証拠となる指問題にまで話がおよびました。「ささみ」からは、鳥の羽ばたきのメカニズムについて理解が深まりました。「すなぎも」からは、歯をもたない現代の鳥の強力な消化管について、理解することができました。
この日の夜、ヤキトリを前に、飛ぶために進化した鳥の形に思いを馳せている参加者も、きっと多いことでしょう。