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夏休みイベントの一つ、あびこ自然観察隊「手賀沼のプランクトンと水鳥を観察しよう」を我孫子市の手賀沼課との共催で実施しました。自作したプランクトンネットで手賀沼のプランクトンを採集して顕微鏡で観察するプログラムで、その途中、手賀沼の水鳥の船上観察も含まれています。1日がかりの盛りだくさんの内容でした。まずはじめに、今日の講師の柄沢先生の指導でプランクトンネットを作りました。

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ネット完成後、プランクトンと魚と鳥をめぐる手賀沼の生き物たちの関わり合いのお話を聞きました。

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お昼ごはんを食べてから、午後、船で手賀沼のハスと水鳥(カワウ、カイツブリ、アオサギ、コサギ、オオバン、ユリカモメ、ツバメ、ハシボソガラスなど)を観察した後、桟橋でプランクトンを採集しました。熱い中、皆がんばって活動していました。

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水の館の研修室に戻り、採集したプランクトンを顕微鏡で観察しました。クンショウモの仲間、ワムシの仲間、ケンミジンコの仲間、ケイソウの仲間など、全体で約20種類のプラクトンを観察し、終了しました。
参加者は、しだいに顕微鏡観察に目が慣れてきて、小さなプランクトンも見えるようになったようです。終了時間ギリギリまで、熱心に観察していました。
沼の中の小さな生物が、手賀沼の生態系を支えていることを体験できた一日だったと思います。