March27日Wednesday: 浦安市からのお客さん
浦安市環境保全課主催の環境学習活動の一環で、同市の小中学生約30人が来館しました。
展示解説に熱心に耳を傾け、用意して来た課題のヒントを求めて館内を熱心に見学していました。
雨の中、ご来観ありがとうございました。
March20日Wednesday: 「春の谷津田観察会」を行いました
春分の日、岡発戸・都部の谷津田で観察会を行いました。鳥類は29種類確認できました。ウグイスのさえずり、キジの母衣打ち、シジュウカラのさえずりがよく聞かれました。ニホンアカガエルのオタマジャクシや卵塊、アズマヒキガエルの卵塊も観察できました。草の花はオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、タチツボスミレ、ノジスミレ、ジロボウエンゴサクなどが咲いていました。あたたかな春の雰囲気いっぱいの谷津田でした。
March13日Wednesday: 埼玉県越谷市のウオッチング指導員と市民スタッフが交流しました
埼玉県越谷市の環境経済部環境政策課が委託している自然観察の指導員の方達(ウオッチング指導員)30人が職員とともに鳥の博物館を訪れました。あいにくの強風のため、野外観察はできませんでしたが、鳥の博物館の市民スタッフと交流を深めることができました。
こんな素敵なガイドブックを作っていて、寄贈していただきました。
March 9日Saturday: テーマトークを開催しました
今日、3月9日(土)、毎月恒例のテーマトークを行いました。
今回は、公益財団法人山階鳥類研究所保全研究室の米田重玄(こめだしげもと)さんにお話ししていただきました。
2010年9月から2012年9月までの2年間にわたり、JICA(国際協力機構)の技術指導プロジェクト「人とトキが共生できる地域環境づくりプロジェクト」に参画された時に見た、中国陝西省洋県での野生のトキの生息状況やプロジェクトの内容について、紹介していただきました。
現在世界中(といっても東アジア)のトキの数は約2,000羽ですが、その全てが中国陝西省洋県で見つかった2つがい7羽のトキから繁殖したものです。
写真で紹介された洋県の農村風景は、日本の約30年前によく似ていましたが、農家が営む稲作の一年の周期に合わせてトキもくらしている様子がよく理解できました。田んぼのタウナギもトキの主要な餌になっているのはビックリです。この地域の主要な生産物であるナタネ油採集のために菜の花畑が拡大し、トキの主要な餌場となっている田んぼが減少していることもトキ保護上の一つの課題になっているそうです。