岐阜県高山市の造り酒屋※「老田(おいた)酒造店」が所有していた鳥の標本33種計45点が寄贈されたことは既に新聞報道や鳥の博物館友の会のメーリングでお知らせしたとおりである。
 昨日9月10日、寄贈者の老田正夫さんが遠方にもかかわらずご来館いただいた。早々に館長の案内で老田コレクション展をご覧いただいた。午後3時過ぎには、我孫子市星野順一郎市長から感謝状等が贈られ、市長室で副市長、教育長、生涯学習部長を交えてしばしの懇談をもった。鳥の博物館にとっても我孫子市にとっても明るい話題だ。

 星野順一郎市長と老田正夫さん
市長

 移転前の老田酒造店の大きな写真の前で観覧する老田さんと館長
かんらん

 ※老田酒造店は創業300年。「鬼ころし」の銘柄で知られる老舗で、蔵元の老田正夫さん(71)が父親の代から親子で野鳥を研究。市民から死んだ鳥類が寄せられるなどして標本約500点を収集し、店に併設した博物館「老田野鳥館」で展示していた。
 今年4月、店舗移転などに伴い標本の寄贈があった。